震災はいつ何どき、どんな規模で起こるか分からない。2011年3月11日に発生した東日本大震災は、私たちが地震国に暮らしていることを、大きな衝撃とともに改めて教えてくれました。一部の報道では、首都直下型の大地震が数年内に発生する可能性が高いのだとか。誰にとっても震災は人ごとではありません。
ひとたび大震災が起これば、普段は当たり前に使えるものが使えなくなる。先の震災直後に被災者を苦しめたものの一つは、「水」でした。水道の蛇口をひねれば、普段はいつでも必要なだけ使える「水」。けれど震災によってひとたび水の供給が遮断されると、生活は立ち行かなくなります。
このとき頼りになるのが給水拠点です。震災直後は、被災者の皆さんがポリタンクなどを抱えて、給水に並ぶ映像が繰り返し報道されました。
万一震災が発生して、水道水の供給が遮断されたら、給水拠点に行って生活用水を確保しなければなりません。皆さんは、自宅に一番近い給水拠点をご存じでしょうか? この「東京都の給水拠点」マップは、東京都水道局から情報提供を受け、ロケスマで利用可能なマップとして公開しているものです。マップを開くと、現在地近くの震災時給水拠点がピンで表示されます。マップを表示したら、自宅から一番近そうな給水拠点のピンをタップしてみましょう。上の画面のとおり、ピンをタップすると、バルーンの部分で現在地からの距離を確認できます。
ここでバルーンをタップすると、給水拠点の写真などの情報が次のように表示されます。
一部の給水所の中には、工事中などの理由で、一時的に利用できない場合があります(このような給水所はごく一部です)。利用停止中の給水拠点は、ピンをタップしたとき、バルーンに表示されようになっています。
給水拠点の写真は、ロケスマのストリートビュー機能を使って確認することもできます。
このようなマップは、活躍しないに越したことはない(震災など発生しないにこしたことはない)わけですし、普段は知らなくても困らないことではありますが、震災時に断水が起これば、なくてはならない存在になるでしょう。万一の事態に備えるためには、このマップなどを利用して、あらかじめ自宅近く、職場近くの給水拠点を確認しておくことです。また必要なときに、いつでもすぐに使えるように、ロケスマのお気に入りに登録しておきましょう。
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